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いきもの

11月11日のブログで、「いのちみちますように」という曲が完成したことを報告しました。

その前の記事では「完成」の現出について宣言していたのですが、

2023年基督生誕祭の時点でまだ「発表」に至っておりません。

 

私の自我意識では今すぐにも発表したいですし、

期待して下さっている方もいらっしゃり心苦しいのですが 、

もう少しかかりそうです。

おかげさまで、副産物としての氣づきがありましたので記します。

 

 

曲はいきものであり、

それ自身が適切な時期を

生まれたとき(さらにはそれ以前)から

内包しています。

 

 

私のほとんど全ての曲は

夢や無意識状態で流れてきたものを

受け取るところから始まります。

 

曲が出てきた直後は

この世に「うまれでてきた」ときに纏っているエネルギーのおかげで

演者である私が引き上げられ、普段の能力以上で体現することができます。

天的な意味で私と曲の「へその緒」が繋がっているようで、だいたい数日間続きます。

曲が「高次元/多次元/エネルギーの絶対値が大」であればあるほどその期間が長くなります。

 

この期間はどんどん曲が進化/変化し続けます。

幼年期のいきものの成長のようです。

また、この頃に録音した音源はある意味完成していて、

ジャズや即興演奏やライブ録音のような躍動感もあります。

 

 

その後、成長してゆくと変化の勢いがだんだんと弱まり、

骨格がしっかりとして落ち着いてきます。

曲自身が世界であり、独立したいきものになる感じがします。

 

この期間において、

私は曲を尊重しつつも、一体化して体現するために

声やギター等の肉体的な鍛錬や心魂・霊的な献身をします。

 

このまま順調に穏やかに完成していくときもありますし、

何度か曲がったり戻ったり、大きな転機が訪れることもあります。

 

そしていよいよ、

植物でいうならば花が咲き、実ができるときに収穫、完成となるようです。

 

今までの経験では大曲が収穫・完成するまでは数カ月から数年で、

"We Are Stars - Interstellar - Here We Are - Multiverses - Hallelujah! Alleluia!"

「わたしたちは星ですー星々の間にいますーさあ着きましたー多次元宇宙ですーハレルヤーアレルヤ」

という曲のときは約2年半かかりました。

 

夢で流れていたときに曲はすでに「完成」されていて、

それを聴いて受け取っているだけなのも事実なのですが

地球上で体現するには私自身が曲と一体化する必要があり、

それには物理的な時間がかかるのです。

 

私自身の意図で時間を早めることはもちろんできますし、

今の人間社会はそういった場合がほとんどだと思うのですが

今回、「いのちみちますように」という曲において私の意図は通用しませんでした。

 

それ以上に偉大な生命体であったようで、

完成したとして刈り取ろうとしてしまい

申し訳ないことをしたと感じました。

 

 

落葉する植物もあれば常緑のものもあり

冬眠するいきものも、そうでないものもいて

移ろう季節とともに

私自身やあらゆるいきものたちに思いをはせる

 

 

ときには見守ったり祈ったりしながら

誰かと、なにかと

ともにいきることをまなびました。

 

親離れ、子離れ

ようやく手放すことができる時期がきました。

 

 *

星をたどり

山をひらいた

刀を授かった