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音による神の臨在「クラウディオ・アバドという体験」

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私のお気に入り 其の六

音による神の臨在

「クラウディオ・アバドという体験」


The Presence of God through Music

"The Claudio Abbado Experience"


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Gustav Mahler

Symphony No.6 in A minor, "Tragic"

Lucerne Festival Orchestra

Claudio Abbado, conductor


グスタフ・マーラー

交響曲第六番

ルツェルン祝祭管弦楽団

クラウディオ・アバド指揮


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私の人生にとっていくつかある不可逆的体験のうち、

五本の指に入るものが

クラウディオ・アバドのコンサートでした。

なぜ不可逆なのかというと、

それを体験したことで私は神を識り、

掴んだと言えるからです。

すでに識ってしまった以上、識らなくなることはできません。

 

このことを公にするのは初めてなのですが、

それ以降から地球外・宇宙的・神的な体験、反重力エネルギー・超常現象にどんどん出会うようになってきました。

 

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2006年10月の東京、サントリーホールで観たマーラーの交響曲第6番。

第三楽章の途中からホワイトアウトし(意識がなくなり)、

戻ってきたときはすでに演奏が終わり、会場は拍手で包まれていました。

 

私はおそらく体外離脱または呼吸・鼓動が止まった状態でしばらく経っていたようで、

意識を取り戻すとともに心臓がバクバク動き出し、

目や鼻から液体が溢れ続け、

身体はものすごい勢いで酸素を取り込み始めました。

 

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このコンサートを体験する直前までの私は、自分が6.9次元という認識があり、

7次元の壁(天井)にぶち当たってもがいている時期でした。

アバドは7次元を体現する(当時存命していた)唯一の指揮者であり、

なんとしても彼のエネルギーを受けて7次元を体感(入力)しようとしていたのです。

 

第三楽章の途中までは集中しながらも冷静にエネルギーを分析しながら聴いていて、

時折心の中で「よくわかる」「なるほど、これが7次元のエネルギーか」などと

結構余裕だと感じていたのですが、

だんだんと指揮をするアバドの姿がまるでハイビジョンの立体映像のように迫ってきて、

いつのまにか真っ白になり意識を失っていました。

 

前述したように意識が戻ったあと、

自身の慢心に気づき「凄すぎる」「全然歯が立たなかった」「ごめんなさい」

というような心の声に変っていました。

 

そして多大なる感謝・畏敬の念が満ち溢れ、

体感的にはまるで巨大な扇風機が体の中に入り込み

無限に空気(エネルギー)が流入してくるようで

身体はパンパンになり、全力を持って空気を吐き出さないと

身体が破裂するか飛んで行くのではないかという状態になりました。

 

なんとかサントリーホールを出て自宅に戻り、シャワーを浴びるまでその状態は続きました。

 

その後、私に起きたことはクンダリーニ覚醒により頭頂のチャクラが開いたということがわかり、

それからは様々な呼吸法等のトレーニングでチャクラを開閉し

だんだんとエネルギーをコントロールできるようになったのでした。

(このとき研究し編み出した呼吸法が「おとたま整体」となりました。)

 

数年追い求めていた「神体験」、

別の言葉で言えば

ワンネスや覚醒・悟り・解脱(今から思うと入り口でした)が

できたことは私にとって本当に大きなことでした。

 

そしてその数ヶ月後についに夢で7次元の曲が出てきて(出力)、

その曲をひたすら練習することで

いよいよ体得できるようになっていきました。


当時はこれを「脳天が開く」と言っていて、

その状態になると頭頂部からエネルギーが流入し首も座らなくなる感じで、

生まれてから赤ちゃんの首が座るまでは誰もが7次元以上からのエネルギーを頭頂部を通して受けていたことがわかります。

 つまり大人になってからその意識や記憶を保ったまま「赤ちゃん返り」をすることになります。

その先は「体外」のエネルギーの扱いの話になり、なんとも言語化するのが難しい領域になっていくと思います。


というわけで、

私がクラウディオ・アバドを体験した日のコンサートは映像化されていないため、

その二カ月前の動画を再生リストに載せておきます(37曲目)。

 

ちなみにアバドさんは2013年にも再来日する予定で

チケットを確保し楽しみにしていたものの

体調不良によりキャンセルとなり、そのまま帰天されました。

 

ベルリンフィル時代までの彼の指揮にはほとんど興味がなかったのですが、

大病から復活した後の

(この時に彼の次元が上がったと思われます)

2000年から亡くなるまでの指揮は

まるで天界で鳴らす音のようであり

彼が指揮していた作曲家の次元を超えていたと感じます。

 

もしバッハのオラトリオやそれ以前のルネッサンス時代の曲などを彼が指揮していたら

誰もできない演奏が生まれたのでは、、と思ってしまいます。

もしかしたら天界でも指揮を続けておられてバッハさん達とも交流していたりして。

Claudio Abbado
Claudio Abbado